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門下生の声

「用意不用力―意を用いて力を用いず」。
高小飛先生が伝承している呉式太極拳は、正に長い歴史の営みの中で中国の人々が育んできた中国文化の精華です。
高校生の時に“年を重ねても使える、年を重ねたほうが強くなる”中国武術の存在を知り、衝撃を受けましたが、幸運にも御縁があり、目下その精華を日々学び、喜びと幸せを感じています。教室では多くの先輩方とともに学んでいますが、“力”に依らない太極拳の技を皆体得されており、お弟子さんを確実に育てている先生の指導に深い信頼と安心を感じています。
先生は書家でもあり、中国と日本の文化に精通され、中国茶をいただきながら、武術だけでなく中国の歴史文化について直接お話を伺えることも大きな楽しみの一つです。
先生は常々太極拳は「武藝」だと仰っています。目下50の坂を登り始め、どこまで練功できるかと焦りも感じていますが、老境を迎えた時、風姿花伝に語られる“時分の花”ではなく、(太極拳の)“真の花”を咲かせてみたいものです。
代々受け継がれてきた武術を学ぶのは歴史も感じられて楽しいです。
今、太極拳と八卦掌を学んでいるのですが、先生が折々に太極拳と八卦掌の違いを原理、全体的な戦略面、個々の具体的な状況に対処する方法などで対比して説明してくださるので、それぞれへの理解がより深まります。
まだ始めて2年弱で入り口に立ったばかりですが、少しずつ理解できることが増えてきて楽しいです。